韓国人が実際に買っている家具店3選

韓国人が実際に利用している家具ブランドをご存知ですか?ソウル在住のインテリアスタイリストが、Hanssem、LIVART、ILOOMの3ブランドを現地目線で解説します。韓国旅行や韓国インテリアに興味のあるかた、必見です。


「韓国インテリア」と検索すると、ラタン素材やくすみカラーの画像がよく出てきます。でも、実際に韓国の方々が日常的に利用している家具店は、少し違います。

ソウルに4年住んでいるインテリアスタイリストとして、現地の家具店を実際に訪れ、購入もしてきた立場から、韓国人のリアルな家具購入先を3つご紹介します。

目次

Hanssem(ハンセム)|韓国最大手・ワンストップで揃う安心感

Hanssemは、1970年創業の韓国最大級の家具・住設ブランドです。キッチンや収納設備から日常使いの家具まで、住まいに関するほぼすべてが一店舗で揃います。

店舗数が非常に多く、ソウル市内のどのエリアでも見かけることができます。「まず何かあればHanssem」という、韓国における家具の定番ブランドという位置づけです。

日本にもHanssemは進出していますが、現在はキッチンや食器棚などの住設が中心。家具としての展開はまだ限られているため、フルラインナップを見るなら現地での訪問がおすすめです。

こんな方におすすめ
ベーシックで実用的な家具をひと通り揃えたい方、大掛かりなリノベーションも含めて相談したい方。

LIVART(リバト)|デザインと品質を両立する中〜高価格帯

LIVARTは、「Live(暮らし)」と「Art(芸術)」を組み合わせたブランド名の通り、デザイン性と耐久性を兼ね備えた家具を展開しています。1979年創業で、モダンかつエレガントなスタイルが特徴です。

韓国の知人から「いい家具を選ぶならLIVART」と教えてもらったブランドで、私自身もテレビ台や椅子をここで購入しています。実際に使ってみて、操作性・品質ともに満足度が高いブランドです。

店舗にはセラミックテーブルが一面に並ぶなど、日本ではあまり見られないディスプレイも新鮮です。価格帯は中〜高級で、品質にこだわりたい方に支持されています。

こんな方におすすめ
デザインで選びたい方、長く使える家具に投資したい方。
リビング家具やダイニングセットを探している方にも特におすすめです。

ILOOM(イルム)|デザインアワード受賞歴のある子ども家具の第一人者

ILOOMは、韓国ドラマ「トッケビ」にも登場したことで知られるブランドです。シンプルでありながら曲線を取り入れた、どこかやわらかみのあるデザインが特徴です。

国内外のデザインアワードで多数の受賞歴を持ち、特に子ども向け家具のラインナップが充実しています。安全性への配慮も丁寧で、若い世代のファミリー層を中心に支持を集めています。

こんな方におすすめ
子ども部屋のインテリアを考えている方、デザイン性の高い家具をお探しの方。

実際の韓国インテリアはモダン志向|「ラタン=韓国」は一面的

日本では「韓国インテリア=ラタン素材・くすみカラー」というイメージが広まっています。ですが、ソウルに実際に住んでみると、印象は少し異なります。

初めてHanssemに入ったとき、正直な感想は「丸みのあるフォルム、洗練されたデザイン、くすみカラー……でもラタンは少ない」でした。

その理由のひとつが、韓国の住宅構造にあります。多くの家でテレビ背面の壁がタイル張りになっており、そこにラタンのようなナチュラル素材を合わせるのが難しいのです。

日本で「韓国風」として紹介されているインテリアは、どちらかというと一人暮らし向けのカジュアルなスタイル。実際の韓国インテリアは、北欧テイストを取り入れたシンプルなデザインや、大理石・ゴールドアクセントを使った高級感のあるスタイルが主流です。

ソウルで3ブランドを一気に見るなら「龍山アイパークモール」へ

Hanssem・LIVART・ILOOMの3ブランドを一度に見られるのが、ソウル駅近くの龍山(ヨンサン)アイパークモールです。韓国旅行の際に立ち寄れば、現地のリアルなインテリアトレンドを体感できます。

他にも韓国独自の家具ブランドが複数入っており、まとめて見比べられる点でも効率的です。

まとめ

ブランド特徴価格帯おすすめの方
Hanssemワンストップ・実用的家全体を整えたい方
LIVARTデザイン×耐久性中〜高長く使える家具を選びたい方
ILOOM曲線デザイン・子ども家具中〜高 ファミリー・デザイン重視の方

韓国のリアルなインテリア事情は、SNSで広まっているイメージとは少し違います。現地のブランドを知ることで、インテリアの選択肢がぐっと広がるはずです。

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