安国(アングク)の오브젝트(オブジェクト)のすぐそばに、小さなお店があります。

中に入ると、壁一面にポスターが並んでいて、そのほとんどが同じゆるいタッチのイラスト。
ここは、ZERO PER ZERO(제로퍼제로)というグラフィックデザインスタジオが、自分たちのオリジナルプロダクトだけを販売するショップ——제로스페이스 북촌(ゼロスペース ブッチョン)です。
ZERO PER ZERO(ゼロパーゼロ)は2人のクリエイター、Kim Ji-hwanとJin Solによって創設された韓国・ソウルのグラフィックデザインスタジオです。 多くのデザイン賞を受賞したオリジナルデザインの路線図・「CITY RAILWAY SYSTEM」(シティ・レイルウェイシステム)の文具雑貨製品やトラベルグッズの企画製造、グラフィックデザイン/イラストレーションの制作など多岐にわたるプロジェクトを手掛けています。
ZERO PER ZERO(ゼロパーゼロ)日本公式オンラインストア

このゆるいタッチが、さまざまなものとよく馴染みます。街や地域をテーマにしたポスター、文具、カード。淡い色のカラーリングが韓国らしさを持ちながら、ポップになりすぎないバランスが絶妙で、インテリアに合わせやすいのだと思います。
帰ってから調べてみたら、日本向けのオンラインショップもあって、KYOTOやOSAKAのシルクスクリーンのポストカードなど、独特でかわいいアイテムが並んでいました。日本版インスタグラムのフォロワーは1.2万人。正直、驚きました。韓国で何気なく入ったお店が、すでに日本にも熱心なファンを持つブランドだったということです。
その後、東大門デザインプラザ(DDP)でも同じデザインを見かけて、ソウルのあちこちに置かれていることに気づきました。知ってから見ると、街のなかでの「見かけ方」がまったく変わる。そういう体験ができるのも、実際に歩くことの面白さだと思っています。

